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依頼ガイド

企業・店舗のYouTube動画制作・チャンネル運用|費用の相場・依頼の流れ・続けられる体制のつくり方

企業・店舗のYouTube動画制作・チャンネル運用|費用の相場・依頼の流れ・続けられる体制のつくり方

「YouTubeもやったほうがいいと言われるけれど、何をどう撮ればいいのか分からない」「一度は動画を上げてみたものの、そのまま止まってしまった」——企業や店舗の方から、こうしたご相談をいただくことが増えました。この記事では、YouTube向けの動画制作・チャンネル運用を制作会社に依頼する際の、費用の相場・依頼の流れ・続けられる体制のつくり方を、老舗和菓子店のYouTubeドキュメンタリーなどを手がけてきた立場から、よくある質問も交えて正直にお伝えします。

なぜ企業・店舗にYouTubeが向いているのか

SNSの投稿は、上げた日をピークに流れて消えていきます。YouTubeの動画はそこに残り、あとから検索で見つけられます。半年前に上げた一本が、いま調べものをしている誰かに届く——この積み重なり方が、SNSとのいちばん大きな違いです。もうひとつは、尺の自由さです。15秒では言い切れない、なぜこの仕事を続けているのか、なぜこの値段なのかといった背景を、5分でも10分でも語れます。商談の前に見てもらう会社紹介、応募を迷っている人に見てもらう職場の一日、常連さんに向けた舞台裏。「一度お会いして話せば分かってもらえるのに」ともどかしく思ってきたことを、会う前に伝えられるようになります。動画の下から自社サイトへリンクを張れるので、興味を持った人をそのまま問い合わせにつなげられるのも利点です。

費用の相場と内訳

YouTube向けの映像も、費用の決まり方は他の映像と変わりません。企画・撮影・編集の3工程と、その中身で決まります。ツナグfilmの場合、企画から撮影・編集・納品まで含む映像制作プランは20万円〜が目安です。1日の撮影で、看板になる本編を1本と、そこから切り出した短い動画を組み合わせる構成が、多くの企業・店舗にとって現実的な出発点になります。複数の拠点をまわる、何人ものインタビューを収録する、季節を変えて数回撮るといった内容では、90万円程度まで対応します。価格を左右するのは、撮影日数・撮影場所の数・インタビュー人数・納品本数です。撮影日の追加は1日5万円〜、SNS用の追加リールは1本3万円〜、遠方への出張費は実費。チャンネルと合わせて自社サイトも整えたい場合は、ホームページ制作(15万円〜30万円)や、映像とホームページをまとめて一新する統合パッケージ(28万円〜。別々に頼むと35万円〜のところ、約15〜20%お得)もご用意しています。海外の視聴者に向けた英語字幕は2万円〜です。参考までに、工房で1日撮影し、本編1本+リール2本とホームページ5ページをつくった事例で40〜55万円という規模感になります。月額いくらの運用代行という形ではなく、必要な本数と撮影日数から積み上げてお見積もりします。「一式いくら」ではなく、何にいくらかかるかを明細で示してくれる会社を選ぶと、あとからの追加費用でもめずにすみます。

毎週更新を目指す前に——本数と体制の考え方

チャンネル運用のご相談で私たちが最初にお伝えするのは、本数を増やすことより、一本目に何を置くかのほうが大事だということです。更新が止まってしまう理由の多くは、ネタ切れではなく、誰がいつ撮るのかが決まっていないことにあります。おすすめしているのは分担です。会社や店の顔になる数本——会社紹介、採用、看板商品の話——はプロに任せ、日々の更新はスマートフォンと社内の人で回す。この形なら、費用も手間も無理のない範囲に収まります。まとめ撮りという手もあります。1日の撮影で複数本ぶんの素材を押さえ、編集で分けて小出しにしていくやり方です(撮影日の追加は1日5万円〜)。さらに、本編から30秒を切り出して縦型のショート動画にすれば、同じ素材を二通りに使えます。大切なのは、最初の打ち合わせの時点で、横型の本編と縦型のショートを両方まとめて設計しておくこと。あとから縦型が必要になって撮り直す——これがいちばんもったいない出費です。そして、たとえ更新が止まっても、検索から見つけてもらえる一本が残っていれば、その映像は働き続けます。まずは、止まっても価値の減らない数本を持つことから始めてください。

依頼から納品までの流れ

①ヒアリング(使いみち——会社紹介・採用・商品説明・記録——と予算・納期を相談/無料)→②企画(誰に何を伝えるか、誰に出てもらうか、構成と質問項目を設計)→③撮影(半日〜1日)→④編集(初稿→修正→完成。修正は2回まで込み)→⑤納品。納期の目安は3〜6週間です。納品はmp4のデータでお渡しし、チャンネルへの投稿はご自身で行っていただくのが基本です。採用説明会や展示会など、公開したい時期が決まっている場合は、その2ヶ月前にはご相談いただくと余裕をもって仕上げられます。

インタビュー撮影の前にピンマイクを付ける様子(イメージ)

YouTubeならではの撮影・構成の勘所

最優先は音声です。映像が多少揺れていても人は最後まで見てくれますが、話し声が聞き取りにくい動画は、数十秒で閉じられてしまいます。カメラ内蔵のマイクに頼らず、話す人にピンマイクを付ける。工場や厨房など音の反響する場所では、マイクの位置と立ち位置を先に決める。地味ですが、ここがいちばん効きます。次に、冒頭の数十秒。多くの人は、見るか閉じるかを最初の十数秒で決めます。あいさつや会社の沿革から始めるより、いちばん見せたい画や結論を先に置くほうが、その先を見てもらえます。三つ目は、話し手を追い込まないこと。カメラを向けられて上手に話せる人は、ほとんどいません。台本を読み上げてもらうより、こちらから質問し、答えてもらったなかから要らない部分を落としていくほうが、その人らしい言葉が残ります。四つ目は、テロップとサムネイル。多くの人は移動中に、音を出さずに見始めます。要点にテロップを入れておくこと、そして一覧のなかで指が止まるサムネイルを用意しておくことは、映像の中身と同じくらい結果を左右します。

失敗しない会社の選び方

①音声の設計をきちんとする会社か(マイクの話が出てこない見積もりは要注意です)②長尺のインタビューを構成できるか(きれいな画を並べるのと、人の話を軸に10分をもたせるのは別の技術です)③冒頭の入り方・テロップ・サムネイルまで含めて相談できるか④見積もりが明細で、撮影日数・インタビュー人数・納品本数の条件が明確か⑤更新が止まったときのことまで一緒に考えてくれるか。あわせて、再生回数を保証するような話にはご注意ください。伸び方は内容や時期に左右されるもので、確かなことを言える人はいません。

ツナグfilmについて

私たちは愛知県岡崎市を拠点に、職人・旅館・観光、そして働く人の映像を制作しています。愛知県西尾市の老舗和菓子店・盛華堂さんでは、96歳のいまも現役で店に立つ敏子さんの手仕事と人生を、YouTube向けのドキュメンタリーとして記録しました。商品の説明ではなく、それをつくり続けてきた時間そのものを撮った映像です。代表は小学校の教員を20年務めてきました。カメラの前で固くなってしまう人の緊張をほぐし、その人の言葉を引き出すこと——長い動画ほど、そこが仕上がりを決めます。大切にしているのは「立派に見せること」より「その会社の、いつもの空気が伝わること」。全国どこでも出張撮影が可能です。

よくあるご質問

Q. 何本くらいから始めればいいですか? A. まずは1本で構いません。会社や店の入口になる一本をきちんとつくり、それを名刺代わりに使ってみてから、次を考えるのが現実的です。最初から10本の計画を立てて、3本目で止まってしまうケースをよく見てきました。

Q. チャンネルの開設や動画の投稿もお願いできますか? A. 納品はデータでのお渡し、投稿はご自身というのが基本の形です。ただ、タイトルや概要欄の書き方、サムネイルの考え方など、投稿まわりのご相談には応じていますので、遠慮なくお声がけください。

Q. 顔出しに抵抗のある社員が多いのですが。 A. 手元、後ろ姿、声だけでも十分に成り立ちます。実際、職人の映像では顔よりも手を長く映すことのほうが多く、そのほうが見る人の集中も続きます。誰に出てもらうかは、企画の段階で一緒に決めていきましょう。

Q. 再生回数はどのくらい伸びますか? A. 正直に申し上げて、お約束はできません。伸び方は内容や時期、扱うテーマに左右されます。ただ、企業や店舗のチャンネルで大切なのは、再生回数そのものより、見た人が問い合わせや応募まで進んでくれるかどうかです。そこを目標に置いて構成を考えます。

まだ漠然とした段階でも構いません。会社紹介に使いたいのか、採用で見せたいのか、商品の背景を伝えたいのか——使いみちと費用感も含めて、一緒に考えます。YouTube向けの動画制作やチャンネルの立ち上げをお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。

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