工務店・住宅会社のPR動画・施工事例映像制作|費用の相場・依頼の流れ・見学会の前に選ばれる映像の条件

「完成した家の写真はたくさんあるのに、うちの家づくりの良さが伝わらない」——工務店や住宅会社の方から、よくこうお聞きします。施工事例のページには美しい写真が並んでいるのに、他社のページと並ぶと見分けがつかない。完成見学会に来ていただければ話は早いのに、その手前で候補から外れてしまう。この記事では、工務店・住宅会社が施工事例映像や会社紹介動画を制作会社に依頼するときの、費用の相場・依頼の流れ・見学会の前に選ばれる映像の条件を、木や石と向き合う職人の現場を撮ってきた立場から、よくある質問も交えて正直にお伝えします。
なぜ工務店・住宅会社に映像が効くのか
家づくりは、多くの方にとって一生でいちばん高い買い物です。だからこそ検討期間が長く、その間ずっと「どの会社に頼むか」を迷い続けます。写真は仕上がりの美しさを見せられますが、住まいの居心地——朝の光がどこから入るか、リビングから続く空間の広がり、木の床を歩く音——は、動きと音がないと想像しにくいものです。映像は、そこを補います。もうひとつ大きいのが、人が見えることです。大手ハウスメーカーと並んだとき、地域の工務店が選ばれる理由は、社長や大工さんの考え方と人柄にあることが少なくありません。会って話せば伝わるその部分を、初回の相談の前に届けられるのが映像の強みです。そして、実際に住んでいるお施主さまがご自分の言葉で話す短い映像は、パンフレットに載せた推薦文とは受け取られ方が違います。もちろん、映像があれば必ず契約が増えるという話ではありません。ただ、比較検討の期間が長い買い物ほど、伝わる情報の量が効いてくるのは確かです。
費用の相場と内訳
住宅の映像も、費用は企画・撮影・編集の3工程と、その中身で決まります。ツナグfilmの場合、企画から撮影・編集・納品まで含む映像制作プランは20万円〜が目安です。1日の撮影で1邸の施工事例と代表インタビューを押さえ、本編1本にSNS用の短い縦型映像を組み合わせる構成が、最初の1本としては現実的です。複数の物件をまわる、着工から完成まで工程を追いかける、お施主さまのインタビューを何組も収録するといった内容では、90万円程度まで対応します。費用を左右するのは、撮影日数・撮影する物件数・インタビュー人数・納品本数の4つです。撮影日の追加は1日5万円〜、SNS用の追加リールは1本3万円〜、遠方への出張費は実費です。会社のホームページも合わせて整えるなら、ホームページ制作(15万円〜30万円)や、映像とホームページをまとめて一新する統合パッケージ(28万円〜。別々に頼むと35万円〜のところ、約15〜20%お得)もご用意しています。参考までに、工房で1日撮影し、本編1本+リール2本とホームページ5ページをつくった事例で40〜55万円、複数の場所を2日かけて撮る規模で80〜130万円が目安です。見積もりは「一式いくら」ではなく、何にいくらかかるかを明細で出してくれる会社を選ぶと、あとから追加費用でもめずにすみます。
見学会・施工事例ページ・SNS——住まいの映像の使い分け
1本つくって終わりにすると、住宅の映像はいちばんもったいない使い方になります。同じ日に撮った素材でも、見せる場所によって必要な形が違うからです。完成見学会の告知なら、15〜30秒の縦型に日時と場所のテロップ。施工事例ページなら、玄関から順に家をたどる3分ほどの1邸まるごとの映像。会社紹介なら、社長の家づくりへの考えと、大工さんの手元。お施主さまの声は、1組2〜3分で1本ずつ。同じ撮影素材から、用途の数だけ書き出せば足ります。ここで大事なのは、最初の打ち合わせの時点で使い道を一通り決めておくことです。住宅の撮影は、引き渡しの前後という限られた期間しか撮れません。家具が入り、暮らしが始まってからでは、同じ画は撮れなくなります。撮影は一度、書き出しは用途の数だけ——この形にしておくと、費用の割に手数を増やせます。
依頼から納品までの流れ
①ヒアリング(使いみち——見学会・施工事例ページ・採用・記録——と予算・納期を相談/無料)→②企画(どの物件をいつ撮るか、お施主さまへの同意の取り方まで含めて設計します)→③撮影(半日〜1日)→④編集(初稿→修正→完成。修正は納品前2回まで込み)→⑤納品。納期の目安は3〜6週間です。完成見学会に間に合わせたい場合は、開催の2ヶ月前にはご相談いただけると余裕をもって仕上げられます。

住宅ならではの撮影の勘所
まず、光と時間帯です。住まいの気持ちよさは、ほとんど光で決まります。南向きのリビングなら午前から昼、西日を活かした間取りなら夕方——どの部屋をどの時間に撮るかを先に決め、その順番で1日を組み立てます。窓の外が真っ白に飛んでしまうと、せっかくの眺めも伝わりません。次に、家具のあるなしです。引き渡し前の何もない状態は、間取りと素材がまっすぐ伝わります。一方で、暮らしの気配までは伝わりません。可能であれば、空の状態と入居後の両方を撮っておくと使い分けができます。入居後を撮る場合は、生活用品をどこまで片づけるかを事前に打ち合わせておきます。三つ目は、広角に頼りすぎないことです。広く見せようとするほど、実際より歪んだ、その家らしくない画になります。狭い部屋こそ、部分に寄った画を混ぜたほうが質感が伝わります。四つ目は、建築中の現場です。構造や下地、造作の手仕事は、完成すると見えなくなります。他社との違いがいちばん出るのはむしろそこで、上棟や造作の日に半日入るだけでも、後々効いてきます。そして、人を入れること。誰も写っていない家の映像は、どこの会社のものか分からなくなりがちです。
失敗しない会社の選び方
①住宅や建築の現場を撮った経験があるか(打ち合わせの早い段階で、光の時間帯や撮影日程の話が出てくるかどうかが目安になります)②お施主さまの同意やプライバシーへの配慮を、こちらが言う前に段取りしてくれるか③見学会・施工事例ページ・SNS・採用まで、使い道を先に設計してくれるか④見積もりが明細で、撮影日数・物件数・インタビュー人数・納品本数の条件が明確か⑤住宅の専門用語を、はじめて家を建てる方に分かる言葉へ置き換えられるか。加えて、問い合わせ件数や契約数の増加を保証するような話にはご注意ください。結果は内容や時期、地域の状況に左右されるもので、確かなことを言える人はいません。
ツナグfilmについて
私たちは愛知県岡崎市を拠点に、職人・ものづくりの現場、旅館・観光、そして働く人の映像を制作しています。木製キーボードのHACOAさんでは木を削り出す工程を、岐阜県の福田刃物工業さんでは刃を研ぎ上げる手つきを、石彫の戸松さんでは石と向き合う一日を記録してきました。木や石といった、家づくりにも通じる素材と手仕事は、私たちがずっと撮ってきた領域です。代表は小学校の教員を20年務めてきました。専門的な話を、知らない人に分かる言葉へ置き換えること——はじめて家を建てる方に向けた映像では、そこが仕上がりを大きく左右します。大切にしているのは「立派に見せること」より「その会社の、いつもの現場の空気が伝わること」。全国どこでも出張撮影が可能です。
よくあるご質問
Q. お施主さまの許可は、どう取ればよいですか? A. 引き渡しの打ち合わせの流れで、撮影の目的と公開する範囲(ホームページ・SNSなど)、映る範囲をお伝えし、書面で同意をいただく形が一般的です。文面のたたき台はこちらでご用意できます。表札や車のナンバー、お子さまの顔などは、編集で伏せる対応も可能です。
Q. 完成見学会に間に合わせたいのですが。 A. 納期の目安は3〜6週間です。見学会の告知に使うのであれば、開催の2ヶ月前にはご相談ください。日程がすでに決まっている場合は、告知用の短い縦型を先に納品し、本編を後から仕上げる進め方もできます。
Q. 建築中の現場も撮ってもらえますか? A. はい。上棟や造作の日に半日入るだけでも、完成後には見えなくなる部分を残せます。安全のため、立ち入ってよい範囲と、作業の邪魔にならない立ち位置は、現場監督さんと事前に確認したうえで撮影します。
Q. 人前で話すのが苦手で、インタビューに自信がありません。 A. 台本を読み上げていただく必要はありません。こちらから質問し、答えていただいたなかから要らない部分を落としていくほうが、その方らしい言葉が残ります。言い直しは何度でも構いません。
まだ漠然とした段階でも構いません。見学会の集客に使いたいのか、施工事例のページを充実させたいのか、これから家を建てる方に会社の考えを知ってほしいのか——使いみちと費用感も含めて、一緒に考えます。工務店・住宅会社の施工事例映像や会社紹介動画をお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。
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