医院・クリニック・介護施設の紹介動画・採用映像制作|費用の相場・依頼の流れ・来院や見学の前に安心が伝わる映像の条件

「はじめて行く病院は、中の様子が分からなくて少し不安」——そう感じた経験は、多くの方にあるのではないでしょうか。ホームページに院内の写真が並んでいても、先生の話し方やスタッフの声のかけ方までは伝わりません。一方で、医療には広告の決まりがあり、何をどこまで映してよいのか分からず、映像づくりに踏み出せないという方も少なくないはずです。この記事では、医院・クリニック・介護施設が紹介動画や採用映像を制作会社に依頼する際の、費用の相場・依頼の流れ・来院や見学の前に安心が伝わる映像の条件を、よくある質問も交えて正直にお伝えします。
なぜ医院・クリニック・介護施設に映像が効くのか
病院や施設を選ぶとき、多くの方がまず知りたいのは、治療や設備の細かな中身より「どんな雰囲気の場所で、どんな人が迎えてくれるのか」です。受付での声のかけ方、先生の話す速さ、廊下を行き交うスタッフの表情——安心につながる情報の多くは、動きと声がないと伝わりにくいものです。介護施設なら、見学の前にご家族が何か所も見比べるとき、ふだんの一日の空気が分かる映像が判断の材料になります。もうひとつ大きいのが採用です。看護師・介護職・医療事務は、人手の確保に苦労しやすい職種です。職場の人間関係や働き方は、求人票の文字だけでは伝わりにくく、実際に働くスタッフが自分の言葉で話す映像は、応募する前の不安を減らす手がかりになります。もちろん、映像があれば必ず患者さんや応募が増えるという話ではありません。ただ、行く前に分からないことが多い場所ほど、伝わる情報の量が効いてくるのは確かです。
費用の相場と内訳
医院や施設の映像も、費用は企画・撮影・編集の3工程と、その中身で決まります。ツナグfilmの場合、企画から撮影・編集・納品まで含む映像制作プランは20万円〜が目安です。休診日などに1日撮影し、院内・施設内の様子と院長・施設長のインタビューを押さえて、本編1本にSNS用の短い縦型映像を組み合わせる構成が、最初の1本としては現実的です。複数の拠点をまわる、職種ごとにスタッフのインタビューを収録する、患者さん向けと採用向けを別々に仕上げるといった内容では、90万円程度まで対応します。費用を左右するのは、撮影日数・撮影場所の数・インタビュー人数・納品本数の4つです。撮影日の追加は1日5万円〜、SNS用の追加リールは1本3万円〜、遠方への出張費は実費です。ホームページも合わせて整えるなら、ホームページ制作(15万円〜30万円)や、映像とホームページをまとめて一新する統合パッケージ(28万円〜。別々に頼むと35万円〜のところ、約15〜20%お得)もご用意しています。参考までに、工房で1日撮影し、本編1本+リール2本とホームページ5ページをつくった事例で40〜55万円、複数の場所を2日かけて撮る規模で80〜130万円が目安です。見積もりは「一式いくら」ではなく、何にいくらかかるかを明細で出してくれる会社を選ぶと、あとから追加費用でもめずにすみます。
医療広告のルールと、映像で伝えてよいこと
医院やクリニックの映像で、ほかの業種といちばん違うのがここです。医療機関のホームページは医療法にもとづく広告規制の対象で、厚生労働省の『医療広告ガイドライン』に沿った表現が求められます。たとえば、治療の内容や効果について患者さんに体験談として語ってもらうこと、十分な説明のない治療前後の比較、「地域でいちばん」のような他院との比較や誇張——こうした表現は、映像でも避ける必要があります。一方で、安心につながる情報の多くは、効果をうたわなくても伝えられます。院内の清潔さや動線、段差のない入口や設備、受付から診察までの流れ、院長が医療に向き合う考え方、スタッフの日常。「どんな場所で、どんな人が迎えてくれるか」を丁寧に見せることが、医療の映像の中心になります。介護施設でも、入居者の方の尊厳とプライバシーへの配慮は欠かせません。表現の確認をどう進めるかは、よくあるご質問でお答えしています。
依頼から納品までの流れ
①ヒアリング(使いみち——ホームページ・待合室のモニター・採用・見学前のご案内——と予算・納期を相談/無料)→②企画(撮る場所と時間帯、出ていただく方、患者さんや入居者の方が映らない段取り、表現の確認方法まで設計します)→③撮影(休診日や診療時間外を中心に、半日〜1日)→④編集(初稿→修正→完成。修正は納品前2回まで込み)→⑤納品。納期の目安は3〜6週間です。開院や採用の募集時期に合わせたい場合は、2ヶ月前にはご相談ください。

医療・介護の現場ならではの撮影の勘所
最初に決めるのは、誰が映るかです。患者さんや入居者の方は、原則として映さない前提で組み立てます。受付のモニター、カルテ、ホワイトボードの予定表、お部屋の名札——現場では当たり前にあるものが、外に出してはいけない情報です。撮影前に院内・施設内を一通り歩かせていただき、外すもの・隠すものを一緒に確認します。どうしても利用者の方に出ていただく場面があるなら、ご本人とご家族に目的と公開範囲をお伝えし、書面で同意をいただいたうえで進めます。次に、時間帯です。診療や介護の時間に機材を持ち込むと、患者さんにも利用者の方にも負担になります。休診日や診療時間外を中心に、診察の流れはスタッフの方に患者役をお願いして再現する形で進められます。三つ目は、光と色。蛍光灯やLEDの白い光だけで撮ると、清潔ではあっても冷たい印象になりがちです。窓からの光を活かし、小さな照明を足して、やわらかい空気に整えます。そして、人の表情を撮ること。設備を並べただけの映像は、どこの院のものか分からなくなりがちです。先生が話を聞くときのうなずき方や、スタッフが声をかけるときの距離感にこそ、その場所らしさが出ます。
失敗しない会社の選び方
①医療広告ガイドラインを知っていて、打ち合わせの早い段階で表現の話が出てくるか②患者さん・入居者の方のプライバシーへの配慮を、こちらが言う前に段取りしてくれるか③診療や介護の妨げにならない撮影日程を組めるか④ホームページ・待合室のモニター・採用・SNSまで、使い道を先に設計してくれるか⑤見積もりが明細で、撮影日数・撮影場所・インタビュー人数・納品本数の条件が明確か。加えて、患者数や応募数の増加を保証するような話にはご注意ください。結果は内容や時期、地域の状況に左右されるもので、確かなことを言える人はいません。
ツナグfilmについて
私たちは愛知県岡崎市を拠点に、職人・ものづくりの現場、旅館・観光、そして働く人の映像を制作しています。岐阜県の福田刃物工業さんでは刃を研ぎ上げる手つきを、石彫の戸松さんでは石と向き合う一日を、その人の言葉とともに記録してきました。仕事に向き合う人の姿を、飾りすぎずに撮ること——それは医療や介護の現場でも変わりません。代表は小学校の教員を20年務めてきました。緊張している人に声をかけて、ふだんどおりの表情を引き出すこと。専門的な話を、知らない人に分かる言葉へ置き換えること。はじめて来院される方や、見学を考えるご家族に向けた映像では、そこが仕上がりを大きく左右します。大切にしているのは「立派に見せること」より「その場所の、いつもの空気が伝わること」。全国どこでも出張撮影が可能です。
よくあるご質問
Q. 患者さんや入居者の方が映らないようにできますか? A. はい。休診日や診療時間外を中心に撮影し、患者さん・入居者の方は映さない前提で組み立てます。診察や介助の流れは、スタッフの方に役を担っていただいて再現できます。
Q. 医療広告ガイドラインに合っているか、確認してもらえますか? A. 企画と台本の段階で、体験談や比較の表現など、注意が必要な箇所を一緒に洗い出します。ただし私たちは法律の専門家ではないため、最終的な判断は、ガイドラインの確認や、必要に応じて専門家へのご相談とあわせて進めていただくようお願いしています。
Q. 患者さん向けと採用向けを、1回の撮影でつくれますか? A. できます。院内の様子や院長のインタビューを共通の素材にして、スタッフの声や働く場面を足し、採用向けの別バージョンに仕上げます。撮影日を分けずに済むぶん、別々に撮るより手間を抑えられます。
Q. スタッフがカメラの前で話すのに慣れていません。 A. 台本を読み上げていただく必要はありません。こちらから質問し、答えていただいたなかから要らない部分を落としていくほうが、その方らしい言葉が残ります。言い直しは何度でも構いません。
まだ漠然とした段階でも構いません。はじめて来院される方の不安を減らしたいのか、見学に来られるご家族に施設の雰囲気を知ってほしいのか、一緒に働く仲間を募りたいのか——使いみちと費用感も含めて、一緒に考えます。医院・クリニック・介護施設の紹介動画や採用映像をお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。
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